滝田栄の文吾捕物帳 第7話

  • 2015.09.22 Tuesday
  • 07:06
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

第7話 めばるが泣いた女風呂

監督 :小野田嘉幹
脚本 :櫻井康裕

文吾 :滝田栄
お駒 :片平なぎさ
千太 :渡辺篤史
多助 :小島三児
お千代 :浅茅陽子
お近 :泉ピン子
兵頭忠四郎:片岡孝夫 (現 片岡仁左衛門)
片桐夏之進:平幹二朗
千葉周作:三船敏郎

沢たまき
伊吹一郎、織本順吉
剣持伴紀、成川哲夫
岡幸恵、松本敏男
田中洋介、甲斐武、柿本恵至
横谷雄二、舛田紀子、岩田薫
神田隆


いろは湯の近くで火事が起きた。

物見高いは人の常
客の中には着物を着る間も惜しんで見物に行こうとする者もいる。

やがて風向きが変わり、いろは湯も他人事で無くなると
こんどは逃げなければならない。
客たちは着物を抱えて裸で逃げてゆく。


その大さわぎのさなか、大八車を引いて行く者がいた。

お駒が「怪我人ですか?」と声をかけると
大八車に付き添うようにしていた女は「病人です」と答える。

「お気をつけて」
見送るお駒が眼にしたのは、運ばれていた人の腕に入墨が二本あったこと。


火事が収まり、難を逃れたいろは湯では炊き出しが始まった。

そこへ千太が駆け込む。
土左衛門が上がったのだ。※

死んだのは若狭屋の手代・庄吉。
腕には入墨が二本。※※

懐には御禁制の品が入っていた。

首には押さえつけられた痕が残っている。
どうやら殺しのようだ。

医師の調べによると、飲み込んでいた水は塩気が強い。
つまり海で殺された。


文吾は仏は若狭屋の身代わりと見て調べる。








土左衛門:どざえもん
江戸の享保年間以降、水死体をこのように呼んだ。

現在は差別用語だそうで、使用禁止になっているようだ。

一説によると
土左衛門というブヨブヨと太った相撲取りがいて
これが淡水での水死体に似ていたと云うことらしい。


※※
入墨:刑罰として腕に入墨をした。
時代劇では1本が寄せ場送り、2本が島流しとなっている場合が多い。

時代劇でよく見るのは腕を一周する入墨だが、これは全国共通ではない。
その土地で入墨の形が違う。

佐渡送りは「サ」の字の入墨というのが、木枯らし紋次郎に登場する。
これは事実らしい。

入墨の数は、刑の重さを表すのではなく
入墨刑に相当する罪を犯した数になる。
つまり現在なら前科何犯を表す。

盗賊や殺傷などでの入墨の場合、三回目は死罪になるので、三つ目の入墨が入ることは無い。

スリの場合は別で、三回までは敲き刑(たたきけい)で
四回目は死罪になる。
これは、スリは特殊技能であり、すられた方にも責任の一端があるということで、
他の犯罪とは区別されていた。


通常の入墨は刑罰に付加する罰則なので、奉行所の裁量に任されていた。
したがって再犯の可能性が無いような場合は、入墨するとは限らない。
 
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

フリースペース

フリースペース2

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM