次郎長三国志 第二部

  • 2015.11.21 Saturday
  • 10:51

1953年1月公開
第二部 次郎長初旅

清水の次郎長:小堀明男
大政: 河津清三郎
法印大五郎: 田中春男
桶屋の鬼吉: 田崎潤
関東綱五郎: 森健二
森の石松: 森繁久彌
仙右衛門: 石井一雄
泣き節お仲: 久慈あさみ
豚松: 加東大介
追分三五郎: 小泉博
小政: 水島道太郎

お蝶: 若山セツ子
張り子の虎三:廣沢虎造
大熊: 沢村國太郎
太左衛門: 小川虎之助
文吉: 富田仲次郎
五丁徳: 阿部九州男
佐太郎: 堺左千夫

身受山鎌太郎:志村喬


ぬい: 廣瀬嘉子
お千: 豊島美智子
おきね: 和田道子
お徳: 隅田惠子
おあき: 三好栄子

三馬政: 大友伸
黒駒の勝蔵: 石黒達也


夜の宿場に法印の笛の音が響いている。

今夜は次郎長とお蝶の祝言が寿々家で行われている。

外には無粋な御用提灯の群れが次郎長の行方を追っている。


役人は大熊一家へ踏み込むが、留守番の張り子の虎三がいるだけだった。

法印は笛の音で役人の様子を次郎長に知らせていたのだ。


どうやら祝言の場所が役人に知れたようだ。
客人の親分衆を裏口から逃がし、次郎長一家が役人をひきつける。

祝言したばかりのお蝶に別れを告げて、役人の囲みを破る次郎長一家。
しばしの旅立ちである。


翌日、当てもなく歩く次郎長一家の前に威勢のいい若造と二人のヤクザが現れた。
仇討ちだと言うので事情を聞くと

若造の名は仙右衛門

叔父を赤鬼の金平の身内・源右衛門が闇討ちして殺した。
だから俺が源右衛門を斬った。 正当な敵討ちだ。

ところがこんどは
源右衛門の弟分・民蔵と力蔵が俺を仇と狙っている。

次郎長が間に入り、後日改めてということでこの場を治めた。


沼津に入った次郎長一家は、次郎長の兄弟分「佐太郎」の家を訪ねた。
足を洗って料理屋・駿河屋の亭主に納まっているはずなのだが・・・

たどり着いた店は
確かに看板は駿河屋となっているが、今にも崩れそうなあばら家だった。

鬼吉が挨拶に入ると、女将(お徳)が一人で内職の袋張りをしている。
「うちは料理屋だから、ヤクザにかかわりは無い」と追い返されてしまった。

鬼吉の名古屋弁では通じなかったのだろうと
今度は綱五郎が入る。

そうこうしているうちに、ようやく佐太郎が帰ってきて次郎長と再会。

本陣宿へ着いたつもりでと二階へ案内されたが
この寂れきった料理屋では、酒も食べ物もまったく期待できない。

ヤクザの決まりでは、客人が発つときにワラジ銭として幾らか小遣いを渡すことになっているが、この分では逆に宿賃を置いてく行くことになりそうだ。


佐太郎は見栄を張って、酒も肴も沢山あるから、どんどんやってくれと言っている。

いつの間にか女将の姿が見えなくなっていた。
しばらくして帰ってくると、先ほどと着ているものが違う。
質屋で金に換えてきたのだ。




今回は石松との出会いまで。
おそらく現在ではほとんどカットされてしまいそうな
森繁のドモリの演技は見事です。

極度のドモリが仁義を切るときだけ「立て板に水」になるのも面白い。

----
大道仁義ごめんなしゃんせ

手前生国と発しまするは三河にござんす

三河は八名郡(やなごおり)八名村にござんす

渡世縁持ちまして、親分は堀郡(ほりごおり)、森の伝八と申します

てまえ元は堅気、気立てはいいが女にほれるが悪い癖

金波銀波(きんぱぎんぱ)の遠州灘

男伊達なら度胸なら

俺の右に出るものはねえ

親の意見を横に振り

髷もイナセのヤクザとなり

ピリッと利いたワサビの気風(きっぷ)

惚れた女は星の数

情に脆いが玉にキズ

娘十八のアダさす
森の茂みはオイラのしけば

胸のほてりを醒まそうと、石を抱いて松の根枕

人呼んで遠州森の石松と申す 粋な・・・
(ここでまたドモる)

ええいぃ 粋なヤクザでござんす。
 
コメント
コメントする








    

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< July 2020 >>

フリースペース

フリースペース2

selected entries

categories

archives

recent comment

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM